坪沼八幡神社(仙台市)&坪沼の風景
仙台中心街から車で30分足らずとそう遠くないところですが、都会の喧騒とはかけ離れた田園風景の広がる「心のふるさと」と言った感じのところです
仙台市近郊では都市化が進むなか、昔と変わらない風景が残る地です
地名に見られるように昔は沼地だったようです
その昔
平安時代、坪沼は東海道に通じ、当時勢力を振るっていた豪族安倍氏の支城であった根添城を中心に前九年の役で源義家に滅ぼされるまでは大いに栄えていました
それ以降かつての賑わいを取り戻すことはなかったそうです
明治に入り坪沼は茂庭村と合併し、生出村となりました
その後昭和31年仙台市に吸収合併され今日に至ります

2015年1月2日


鎮守の森の中に小じんまりとした「坪沼八幡神社」があります


正月の初詣に来ました
こちらが表参道です


急勾配の階段には手すりがなくて、凍りついた雪が滑るのでとても怖かったのですが慎重に一歩一歩登りきりました











駐車場は裏参道にあります
約千年の歴史を持ち、仙台の中で八幡様を祀る最も古い社だそうです
仙台市の西南端に位置する坪沼は、自然に富み星が美しく輝く里。
6月から7月にかけては蛍が飛び交い、自然の「光のページェント」が繰り広げられます
また、当日は、平家琵琶の演奏会が開かれ、神社境内は、出店なども多数でて、たくさんの人でにぎわいます
かがり火がたかれた境内に響く神秘的な琵琶の音は、深く心にしみるものです
さらに、平家の落ち武者が伝えたと言われる、地元「坪沼祭囃子」の演奏も行われ、 平曲と共に、聴く者を悠久のときへといざなってくれます
(車を表参道の近くに停めたので裏参道から車のあるところまで歩きます)







車を停めたのは この近く
(帰りは遠回りして山道を通ってみました)




コンビニローソンで米や地元野菜を売る日があるらしいので、いつか買いに来たいと思っています